シジミ貝殻焼成粉末の研究

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研究者プロフィール
シジミ貝殻焼成粉末の医学的研究

 佐々木 甚一 医学博士
 大和シジミ焼成貝殻粉末の発明者で中心研究者

 

 
 ◇弘前大学元教授 弘前医療福祉大学元教授 
  医学博士、獣医師、農学修士 
 
 ◇弘前大学教授、評議員を経て現在
  青森県立保健大学非常勤講師
  海外専門ジャーナル誌: 編集委員、査読委員
  Gerson Lehrman Group(USA):コンサルタント 
  株式会社フジクリーン・テック顧問

◇下記各大学・研究所より招聘され客員研究員、教授として
    研究に従事
   

  米国国立N I H (アメリカ国立衛生研究所)
  ベルギー国立パスツール研究所
  バングラデシュ国立ダッカ大学 国立中国医科大学 
    米国テネシー州立大学
    著書・論文数:約230編
  ◇専門分野
  食品機能学、
免疫学、腫瘍学、病原性微生物学



 


シジミ焼成貝殻・多機能性カルシウム 論文要約
ヤマトシジミ焼成貝殻・多機能性カルシウム

 
大和シジミ貝殻焼成カルシウムは骨形成や細胞内の情報伝達に重要な役割のあることは知られているが、その他の生理機能についての報告はほとんどない。
 
大和シジミ貝殻焼成カルシウムに関して「焼いたシジミ貝殻が肝臓に効く」との言い伝えが青森県にある。これはカルシウムが持つ新たな生理機能として興味があるが、科学的な根拠がこれまでに提示されていない。

それを確認すべく実験を行ったところ、大和シジミ焼成シジミ貝殻粉末に肝機能改善効果があることが分かった。
 
 
 
貝殻焼成カルシウムの持つこの作用は「大和シジミの アラゴナイト型とカルサイト型・焼成シジミ貝殻粉末(CaCO3)」であることが必要条件であり、ホタテ、アサリの焼成貝殻にはその作用が見られず、大和シジミの焼成シジミ貝殻粉末に特有の作用であることも分かった。

カルシウムはこれまでは、骨との関係、またはカルシウム摂取量などについて主に論じられ、肝機能との関連性などは指摘されておらず、それゆえ肝臓に対する作用機序などについても全く不明であった。
 
今回、私たちが「カルサイト型・アラゴナイト型 ・焼成シジミ貝殻粉末」を用いて取り組んだ動物実験において次のことが明らかとなった。
 
①アラゴナイト型カルサイト型・焼成シジミ貝殻粉末(CaCO3)の経口投与で 肝機能の 改善効果。
 
②作用機序として肝細胞の増殖促進作用(傷ついた細胞の修復作用の可能性がある)。
 
③NK細胞の活性化、サイトカイン産生亢進など免疫系細胞を活性化作用。
 
④中性脂肪、コレステロールを下げる作用。
 
*上記の文章、内容無断転載、無断利用を固く禁じます。
*カルサイト・アラゴナイトはフジクリーン・テックの登録商標です。